断る勇気

新年、明けましておめでとうございます。

遅くなりましたが、今年最初のブログとなります。

 

やはり、年明け早々に緊急事態宣言が出されました。前回の広い業種に渡る自粛要請とは違い今回は飲食業を対象としての営業自粛の要請となりました。もちろん補償もありますが、大きい店舗も小さい店舗も一律の補償額というのは理解に苦しみます。小さい店舗なら月の売上げを大きく上回る金額となりますが、大きい店舗だと家賃にもならない金額でしょう。1回目の緊急事態宣言から8ヶ月も経っているのですからもう少し実態に即した対応策を考えてこなかったのかと呆れます。

最近のニュースを見ますと、国内で感染力が強いと見られる外国からの変異株も次々と発見されているようです。海外からの入国者に厳密な2週間隔離も課さないでいた相も変わらずの政府のザル入国管理の付けを、国民がまたもや払わされる予感がします。

今の感染者の減少速度、医療資源の逼迫度から、この緊急事態宣言も延長されるのは間違いなさそうです。

 

さて先日の日曜日、あるお客さんを施術しました。

当店「らくぅ~。」ではなく、時々お手伝いさせてもらっている新宿のお店でのことです。

初めてのお客さんで、問診して右の首肩の僧帽筋、右のふくらはぎ、胸骨の6~7番目の真上がつらいとのこと。問診中に、おそらく同業者であろうとの感じを持ちました。

右の僧帽筋とふくらはぎは、ほぐせば楽になるので1回の施術である程度の効果を出せるだろうと思いましたが、背骨の真上は押すわけにはいきません。骨格矯正での対応となりますが、師匠から矯正の評価は、小学校で使用されているハンコウでいうところの「もう少しがんばりましょう!」です。そうしたハンコウは今も使われているかわかりませんが。

 

施術が終わり、お客さんが自分で首肩を回したりしてチェックしています。

首肩とふくらはぎは楽になったようですが、背骨の真上の部分はまだ気になるとのことです。矯正がうまくいったかどうか判断するのに、矯正時のボキボキとなる音があります。これは詰まった骨と骨の間隔がうまく拡がったかの目安となります。仕上げの矯正の時、その音が聞かれなかったのでやはりといったところ、再度矯正を試みましたが上手く症状は改善しませんでした。

 

するとお客さんは「背骨の上を直接押してほしい」と言います。研修時から「事故につながるので、背骨の上を間違っても押さないよう」にと注意されてきたので、はっきりと事故につながる危険は冒せない旨を伝え「ピンポイントでその部分を矯正してほしければ院長のいる平日にもう一度来てください」と伝えました。表情から不満であることがありありと見えます。しかし事故を起こしたら元も子もありません。

 

ワクチン接種の朗報も聞かれますが、まだコロナ禍の試練が続くようです。日本政府も多方面からの要望があるかとは思いますが、現状できないことはできないとはっきりと断り国民の生命と財産を守ってほしいものです。

 

 

整体 らくぅ〜。

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